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台湾国科会、COMPUTEX開幕に先駆け「2025年AIイノベーション応用フォーラム」を5月15日に開催
Posted on 2025/04/11
台湾国家科学及び技術委員会(国科会)は、COMPUTEX TAIPEI(台北国際コンピュータ見本市)およびスタートアップ特化展示会InnoVEXの開幕に先立ち、2025年におけるAI応用の最新動向を展望する「2025年AIイノベーション応用フォーラム」を、2025年5月15日下午13:50至17:00在台北南港漢來大飯店鉑金B廳に開催する。本フォーラムは、COMPUTEXおよびInnoVEX関連行事の一環として実施されるものである。
本年のフォーラムは「AI新時代をリードする」をテーマに掲げ、台湾が半導体産業における優位性を活かし、AI応用分野におけるシステムソリューションの強化を図ることを目的としている。
国科会の呉誠文主任委員は、「台湾はIC設計および半導体製造における強固な基盤を有しているが、これらの技術力をAI応用分野にまで拡張し、AIエコシステムを総合的に構築することで、全産業の高度化を促進し、台湾を世界におけるAI応用イノベーションの中枢拠点へと発展させるべきである」と強調した。
本フォーラムは台北市コンピュータ協会の運営により実施され、国内外より業界の第一線で活躍する専門家および企業幹部を招き、台湾のAI産業における現況や課題、半導体技術とAIの融合による新たな戦略、さらに将来的な発展ビジョンについて、多角的な観点からの議論が行われる予定である。
登壇予定者には、義隆電子董事長兼総経理の葉儀皓氏、友達光電(AUO)シニアバイスプレジデントの洪泓杰氏、台湾西門子(Siemens Taiwan)総裁兼CEOの張合翕(Frank Grunert)氏、群聯電子(Phison)CEOの潘健成氏、Skymizer董事長の賴俊豪氏らが名を連ねる。
それぞれ、「AI画像認識における革新的応用」、「AIチップによる応用強化」、「スマート製造による産業高度化」、「スマート医療の将来展望」などのテーマのもと、先端技術に関する最新の動向と産業界における知見が共有される。また、「台湾がAI応用型国家として飛躍するための鍵」を総括テーマとし、政府および産業界の連携による戦略的推進の在り方についても、深い議論が交わされる見通しである。
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COMPUTEX 2025は「AI Next」をテーマに掲げ、台北南港展示ホール1・2館にて開催される。約1,400社の企業が出展し、合計約8万平方メートルの展示スペースに4,800以上のブースが設置される予定だ。展示会では、「スマートコンピューティング&ロボティクス」「次世代テクノロジー」「未来のモビリティ」の3つの主要テーマに焦点を当て、「AI NEXT」を基軸とした最新のテクノロジーソリューションを展示する予定だ。
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