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COMPUTEX 2026、南港・信義両地の会場での拡大開催決定
Posted on 2025/09/17
AIと共創するビジネスチャンス新設「AIロボティクスゾーン」「技術体験館」
アジアを代表するB2Bテクノロジー専門展「COMPUTEX TAIPEI(台北国際コンピュータ展)」は、2026年6月2日から5日まで台北南港および信義両地の会場にて開催されます。主催団体の一つである台北市電腦公會(TCA)によると、2025年の出展社調査では9割以上が満足と回答し、2026年も引き続き出展を希望しています。世界的な高齢化の進展や現場におけるAIソリューション需要の急増を背景に、COMPUTEX 2026では信義会場を追加し、南港・信義の両会場による合同開催へと拡大します。さらに、新たに「AIロボティクスゾーン(Robotics)」および「技術体験館(TechXperience)」を設け、国際バイヤーのデジタルトランスフォーメーションおよび各産業分野におけるエージェント型AI(Agentic AI)ソリューション構築ニーズに応えます。
AIと共に未来を拓く COMPUTEX 2026の注力分野
TCAは、COMPUTEX 2026の焦点を「AIコンピューティング」「ロボティクス&スマートモビリティ」「次世代通信」「サステナブル・イノベーション」の4大テーマに置き、デジタル経済におけるAI需要の急速な拡大に対応します。展示ハイライトには、AIデータセンター、AIサーバー、AI PC、高効率電源、液冷ソリューション、ロボット、電気自動車、スマートコックピット、5Gプライベートネットワーク、6G通信、低軌道衛星、宇宙技術、サイバーセキュリティ、蓄電システム、再生素材、低炭素プロセス、カーボンニュートラル関連技術など、最新の製品・ソリューションが含まれます。
COMPUTEX 2026 出展要項、9月12日正式発表
TCAは、出展社の権益を確保するため、2025年9月12日にCOMPUTEX 2026の出展申込要項を正式発表します。同時に展示ゾーンの配置計画も公開され、9月22日からは出展社向けオンライン登録を開始、10月1日からは申込書類のアップロード受付を開始します。出展エントリー公式サイトはこちら
https://my.computex.biz/です。
■COMPUTEX TAIPEIおよびInnoVEXについて
「COMPUTEX TAIPEI」は、台北市電腦公會の施振榮理事長(当時)の提案により1985年に創設され、外貿協会との共同主催で開催されてきました。2016年にはスタートアップ向け展示会「InnoVEX」を開始し、テクノロジースタートアップを中心に、多様な展示形式やマッチングプラットフォームを通じてICT産業のイノベーションを加速。各段階のスタートアップがビジネスパートナーを見つける支援を行い、影響力あるグローバル・スタートアップ・エコシステムの構築を目指しています。