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2026年台北ゲームショウ、国際出展が過去最大26カ国・399社が参加

Posted on 2026/02/03



「2026台北国際ゲームショウ(Taipei Game Show、TGS)」が29日、台北市の南港展覧館1館で開幕した。26の国・地域から399社が出展し、設置ブースは1,800、展示タイトルは500以上と、いずれも過去最大規模を更新した。台湾政府は国内のゲーム消費力をテコに、インディーゲーム育成を強化し、台湾発コンテンツの創出を加速させる方針を示した。

開幕式でデジタル発展部(デジ発部)の林俊秀署長は「台湾のゲーム消費力は世界5位の水準にある」と指摘し、「この需要を国内開発者の支援に結びつけ、市場に『台湾製ゲーム』を増やしたい」と述べた。政府は補助金や実証事業、海外展開支援を通じて中小スタジオの成長を後押しする構えだ。

主催団体の童子賢名誉理事長は「TGSは台湾最大の国際ゲームイベントであり、アジア最大級のインディーゲームの登竜門になった」と強調。海外パートナーとの連携を通じ、台湾をアジア太平洋のゲーム産業ハブに位置づける狙いを示した。

ビジネス商談、2日で2000件見込む

1月29~30日に設けられたビジネスエリアには16カ国・101社が参加した。出展分野はゲーム開発、パブリッシング、決済、ローカライズ、マーケティング、アニメ制作、IPライセンス、サウンド制作、AI応用など幅広く、サプライチェーンの上流から下流まで網羅する。

今年は「チェコ国家館」が初出展したほか、タイゲーム協会がgamescom asiaと連携し、複数のタイのインディー開発企業が初参加した。主催者は会期2日間で2,000件以上の商談成立を見込んでおり、台湾企業の海外パートナー開拓が進みそうだ。

APGSに大手が集結、AI活用が焦点

ビジネスエリアと同時開催の「アジア太平洋ゲームサミット(APGS)」は1月29日~2月1日に実施。「MAIN STAGE」と「AI STAGE」の2舞台で、6つの国・地域の講師が約30セッションを展開する。テーマはゲーム開発、運営・マーケティング、決済、生成AIなどだ。

MAIN STAGEでは、長期運営やIP再生をテーマに業界大手が登壇。AI STAGEには台湾AWSの生成AIビジネス開発責任者・楊書維氏やNVIDIAアジア太平洋の葉憲樺プロダクトマネージャーが参加し、AIがゲーム制作プロセスをどう変えるかを解説する。

このほか、Oracle、MSI(微星科技)、精誠資訊などが講演し、AIを活用した開発支援ツールやクラウド基盤の最新動向を共有する。



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