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COMPUTEX 2026、1500社が出展 南港・信義の3会場でAI基盤からロボまで展示

Posted on 2026/02/09



人工知能(AI)の高度化とオープンソースAIモデルの進化、さらに生成AI(GenAI)やエージェント型AI(Agentic AI)の普及により、企業のデータを実務知識へ転換する動きが加速している。これを背景に、世界的にAI関連ソリューションの実装需要が急拡大している。調査会社ガートナーは、2026年の世界のAI支出が前年比44%増の2兆5,200億ドルに達すると予測し、特にAIインフラ、AIサービス、AIソフトウエアの3分野が支出の大半を占めると分析する。なかでもAI基盤投資は全体の5割超に及び、半導体およびICTサプライチェーンの成長を強く後押ししている。

こうした潮流を反映し、アジア最大級のB2Bテクノロジー展示会「COMPUTEX TAIPEI 2026」が6月2~5日、台北・南港展覧館1・2館および世貿1館の3会場で開催される。主催団体のTCA(台北市電脳公会)によれば、出展企業は過去最多の1,500社、6,000小間規模となる見通しで、新設の「AIロボティクスゾーン」や「TechXperience館」、電子ペーパー専用エリアが加わる。

展示は「AI TOGETHER」をテーマに、AIコンピューティング、ロボティクス&モビリティ、次世代技術、グリーンエネルギーの4領域を軸に構成される。エイサー、ASUS、Foxconn、MediaTek、NVIDIA、Intel、Supermicroなど主要企業が、AIデータセンター、AIサーバー、AI PC、液冷、CPO、HVDC電源、BBU、EV、ロボット、低軌道衛星、6G、サイバーセキュリティ、蓄電池、再生素材などを披露する。

併催のInnoVEX 2026は、スタートアップと投資家を結ぶ戦略拠点として位置づけられる。6月3日には台北101で招待制の「InnoVEX Night Party」を開催し、国際投資家や企業幹部の交流を促進する。さらに、1月8日に応募開始したPitch Contestでは、NVIDIA InceptionやPwC Taiwanなどが特別賞を提供し、受賞企業に資金支援や国際展開支援を行う。

COMPUTEXは1985年にTCA主導で創設され、InnoVEXは2016年に開始した新興企業向け展示会である。両展は台湾を起点に、AI主導のデジタル経済を可視化する中核プラットフォームとしての存在感を強めている。



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