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日本のAIイノベーションが集結!AI WAVE SHOWが国際連携の新しいステージを創る

Posted on 2025/07/23



 台北市コンピュータ協会(TCA)は、台湾のAI産業を世界とつなぐプラットフォームとして、AI WAVE SHOW を7月31日から台北世界貿易センターで開催すると発表しました。
 日本政府は、AI技術の研究開発と活用を一層進めるため、今年2月に内閣会議で「AI関連技術の研究開発・活用推進法案」を決定し、6月4日から正式に施行しました。この法律により、AI技術の適正利用と安全確保を進めつつ、企業のデジタル化を後押しし、AI分野での国際競争力を高めます。

 日本各地のイノベーションが台北に集結

AI WAVE SHOWでは、日本各地のAI関連スタートアップや企業が出展し、生成AI、セキュリティ、エッジAI、非接触制御など多様な最新技術を披露します。札幌から沖縄まで、日本を縦断する形で、石川、筑波、熊本の企業も参加し、台湾企業やアジア市場との連携を目指します。

出展予定の日本企業には、JITERA、札幌市(Sapporo Transnational Expansion & Partnership)、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)、石川県Ishikawa Innovation Base(IIB)、筑波ZenmuTech、熊本XOSS POINTなどが含まれ、AIソフトウェア開発、生成AI、データセキュリティ、スマートシティなど幅広い分野を網羅します。

 8月1日「日本AIトレンドフォーラム」開催

AI WAVE SHOWにあわせて、8月1日には「2025 Japan AI Next Forum」を台北国際会議センターで開催します。フォーラムでは、東京大学IPC、Tenstorrent、SUBARU、KDDIなど日本を代表する企業・機関のキーパーソンが登壇し、半導体、自動車、生成AIなど、注目分野の最新動向を共有します。

東京大学IPCの古川圭祐パートナーは、大学発ベンチャーのAI海外展開戦略を紹介。
IC設計で注目されるTenstorrentの日本法人社長・中野守氏は、「AI時代の到来!日本半導体産業の変革と国際連携」と題し、RISC-Vプロセッサの活用やRapidusとの協業による次世代AIチップ開発を語ります。

また、SUBARU執行役員 CDCO(Chief Digital Car Officer)の柴田英司氏は「デジタル駆動で切り拓くSUBARUの未来」と題して、スマートモビリティの展望を紹介。
KDDI経営戦略本部 Data & AI Centerの柏本幸俊氏は、「KDDIと生成AIの取り組み」として、日本の大手通信事業者としての生成AI活用事例を発表します。

TCAは、台湾のAI関係者が日本の最新AI技術と事例を学び、連携のきっかけを作る場として、積極的な参加を呼びかけています。

 【AI WAVE SHOW(World AI Vision Exhibition)2025 概要】

 開催日:2025年7月31日(木)~8月2日(土)
 会場:台北世界貿易センター 1階 Bエリア(台北市信義路五段5号)
 時間:毎日 09:30~17:30
 公式サイト:https://ai-wave.tw/
 主催:デジタル発展部、台北市コンピュータ協会
 協力:資策会、工業技術研究院(ITRI)
 事前登録:https://ai-wave.tw/exhibition/RegistrationInfo
 ガイドツアー申込:https://seminars.tca.org.tw/D10m01473.aspx
 出展者リスト:https://ai-wave.tw/exhibition/ExhibitorList

 【2025 Japan AI Next Forum 概要】

 開催日:2025年8月1日(金)
 時間:10:00~12:00(09:30受付開始)
 会場:台北国際会議センター TICC 101会議室(台北市信義区信義路五段1号1F)
 言語:日本語・英語(中日通訳あり)
 詳細・申込ページ:http://www.tippc.tw/UI_layout/SinglePage.aspx?pageid=32
 ※定員に限りあり、参加希望の方はお早めにお申し込みください。




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