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宏碁(Acer)グループ、創立50周年を機にコア事業を再定義 四大成長分野を明確化

Posted on 2026/02/23



宏碁(Acer)グループは23日、新春会合を開き、創立50周年を迎えるにあたり、コア事業の再定義と新たな成長戦略を打ち出した。董事長の陳俊聖氏は、従来のPCおよびディスプレー中心の事業構造から転換し、コア事業と新規事業を両輪とする成長モデルへ進化させる方針を示した。

新規事業は四つの成長分野に重点を置く。第一は産業用コンピューター(IPC)。これまで民生市場への依存度が高かったが、今後は産業分野への投資を拡大する。第二は医療分野で、宏碁智醫(Acer Medical Inc.)を中核に、AIを活用した精密医療ソリューションを推進する。第三はエネルギー分野で、AIやデータセンター、半導体産業の電力需要増を見据え、太陽光発電および蓄電システムへの投資を強化する。第四は家電分野で、宏碁智新(Acerpure Inc.)ブランドによりスマート家電市場を開拓する。
陳氏は「コア事業の持続的成長と新事業の拡大を同時に実現し、グループ全体の繁栄を図る」と強調。グループは現在、公開発行会社17社を擁し、今後も事業ポートフォリオの拡充を進める方針だ。

50周年を契機に、同グループはPCメーカーの枠を超え、AI時代に対応した多角的テクノロジー企業への転換を一段と鮮明にしている。




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