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COMPUTEX 2026展前フォーラム、AIシステムに焦点

Posted on 2026/03/09



生成AI(GenAI)やオープンソース大規模言語モデル(LLM)、エージェント型AI(Agentic AI)の急速な発展を背景に、世界のテクノロジー産業の競争は、単一のAI技術や計算力の強化から、プラットフォームやデバイスを横断したシステム統合力へと移行しつつある。AIの価値はモデルや半導体単体ではなく、クラウド、エッジ、デバイスが連携して機能する「AI Systems(AIシステム)」によって創出される段階に入っている。
台北市電腦公會(TCA)は、この動向を踏まえ、5月27日にCOMPUTEX 2026 展前フォーラム(Pre-Show Forum)を開催する。テーマは
「Powering the AI Economy for All — From Vision to System-wide Implementation」。
世界のテクノロジー企業や産業専門家が参加し、AI Systems が産業エコシステムで果たす役割や、AI技術の概念実証(PoC)から大規模導入への展開について議論する。
フォーラムは、COMPUTEX開幕前にAI産業の主要トレンドを展望する重要イベントとして位置付けられる。AI技術、システムアーキテクチャ、産業応用の最新動向を先行して紹介し、参加者が展示会本番に先立ちAI市場の方向性を把握できる機会となる。
議論はAI Platforms、AI Systems、AI Applicationsの三つの視点から展開する。Physical AIやロボティクス、AIチップと計算インフラ、ソブリンAIや企業向けAIアーキテクチャに加え、スマートリテール、スマート飲食、精密医療などの産業応用も取り上げ、AI Systems エコシステムの構造と新たなビジネス機会を探る。
TCAは、AI Systems の発展がクラウド、エッジAI、ロボットなどへ広がり、産業横断のエコシステムを形成しつつあると指摘する。AI技術の実用化が進むなか、システム統合力が次世代AI競争の鍵となり、台湾のテクノロジー産業にとっても新たな成長機会になるとしている。



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