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太科技(Tednology Studio)、WebARと生成AIで体験型マーケ支援

Posted on 2026/03/13



台湾のクリエイティブテック企業、太科技工作室(Tednology Studio)は、Web AR、生成AI、インタラクティブ装置を軸に、ブランド向けのデジタル体験ソリューションを提供するスタートアップだ。アジア市場で培ったプロジェクト経験を背景に、これまでにLVMH、Disney、Häagen-Dazs、McDonald's、Google、HSBCなどの国際ブランドおよび地域企業に対し、多様なインタラクティブマーケティング施策を展開してきた。

同社はデジタル技術とマーケティング戦略を融合し、企業のデジタルコミュニケーションにおける差別化を支援。サービスはアジアを中心にグローバル市場へと広がっている。

主なソリューションには、ブラウザ上でAR体験を実現する「Web AR」、AIを活用したキャンペーン特設サイト、フォトブースや大型ディスプレイなどの現場参加型装置による「Phygital」インタラクション、ブランドと都市空間を融合させたCGI映像(FOOH)、さらにSNS拡散を促すTikTokフィルターなどがある。

技術提供にとどまらず、クリエイティブ主導でプロジェクトを設計する点も同社の特徴だ。Web ARやAIウェブサイト、リアル空間のインタラクション装置を組み合わせることで、ソフトウェアとハードウェアを統合した体験設計を実現し、従来のデジタル施策を超えたブランド体験を生み出している。

また、台湾と香港の2拠点体制を活かし、国際案件への対応力も強みとする。地域ごとのニーズを踏まえながら、グローバル視点での企画・実装を行い、効率的なプロジェクト管理によって品質と納期の両立を図る。

同社は「リアルイベントの価値は依然として高く、ARやインタラクティブ装置と組み合わせることで、参加体験と没入感は大きく高まる」と指摘する。SNS向けARフィルターの需要は依然強く、特にアプリ不要で利用できるWeb ARは重要な技術と位置付ける。さらに生成AIとの融合により、バーチャル試着後に個別動画を生成するなど、新たな顧客体験の創出も進んでいる。

広告代理店やPR会社、イベント制作会社との協業も積極的に進め、分業とリソース統合によってブランド向けの包括的なデジタルマーケティング施策を構築。今後はWeb ARと生成AIの統合をさらに深化させ、オンラインとオフラインをつなぐインタラクティブエコシステムの構築を目指す。台湾発のクリエイティブテックとして、グローバル市場での存在感拡大を狙う。

公式ウェブサイト:https://tednology-studio.com/




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