ニュース

AIインフラ需要が拡大、LITE-ONが6月のCOMPUTEXで電源技術を披露

Posted on 2026/05/04



LITE-ONは、AIインフラ需要の拡大を背景に、電源技術とシステム統合力を軸とした事業展開を加速している。2026年第1四半期は、クラウド関連事業の売上高が前年同期比で7割超増加し、AI向け高付加価値製品の比重拡大が収益を押し上げた。連結売上高は434億台湾ドル、売上総利益率は21.7%、税引き後純利益は37億8000万台湾ドルとなり、過去5年の第1四半期として最高水準を記録した。
LITE-ONは、AIサーバーやクラウドデータセンター向けの高効率電源を成長分野と位置付ける。新世代AI電力管理システム向け電源製品は量産拡大の段階に入り、8.5kW PSUおよびBBUは安定的に出荷を拡大している。110kW Power Shelfも出荷を開始し、HVDC Power Rackは次の成長エンジンとみる。50VDC Power Rackはすでに量産段階に入り、800VDC Power Rackは2026年下半期に検証を進める予定だ。高付加価値製品の出荷比率上昇により、2026年にはAI関連製品の売上高構成比が3割近くまで高まる見通しである。
同社はAI時代に求められる高効率エネルギーとシステム統合ソリューションに対応するため、グローバル生産体制の拡充も進める。米国では9億1900万米ドルを投じ、土地、工場、設備などを整備し、AIエネルギーインフラ関連製品の生産能力を拡大する。ベトナム子会社にも1億4900万米ドルを増資し、事業成長と能力増強を支える。低軌道衛星向け電源事業も第2四半期および通年で大幅な成長が見込まれる。LITE-ONは6月に台北で開催されるCOMPUTEXに出展し、AI、クラウド、高効率電源を軸に、エッジコンピューティングやスマートシティ分野の応用も披露する。AIインフラから現場のスマート化までを支える電源・システム統合力を前面に打ち出す構えだ。




Back