2025 TAIWAN AI FORUM

台湾半導体産業の最新動向とAI技術との融合がもたらす
新たなビジネスチャンス

台湾半導体産業は、世界の最先端を牽引する存在として発展を続けています。本フォーラムでは、台湾から専門家を講師に迎え、半導体産業の発展の歩みを振り返るとともに、AI技術との融合がもたらす新たなビジネス機会について最新の知見をご紹介します。

AIと半導体の相互作用が拓く未来の産業像を、第一線の専門家とともに考える貴重な機会となります。

実施概要

2025年11月21日(金) 13:30 - 15:40 (受付開始13:00)
後 援:National Development Council
主 催:Asia Silicon Valley Development Agency
Asia Silicon Valley Major League IoT
協 贊:台北市コンピュータ協会(TCA) 台湾全球無線平台策進會(GloRa)
台湾先進車用技術発展協会(TADA) 台湾IOT産業技術協会(TWIoTA)
会 場:Edge Tech+2025アネックスホール F201 会議室
所在地:パシフィコ横浜 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
アクセス:https://www.pacifico.co.jp/access
講演は英語にて(日本語の同時通訳が付きます)
来場登録はこちら

式次第

13:00          
受付開始
13:30-13:40
主催者挨拶
台北市コンピュータ協会(TCA)
Deputy Secretary General
楊 櫻姿 氏
13:40-14:20
AIコンピューティングデザイン/エージェント型AIの発展トレンド

聯発科技(MediaTek)において企業戦略及び先端技術担当のシニアディレクターを務め、同社教育基金会の理事。国立台湾大学/電機資訊学院のコンピュータ科学・情報工学系、電子工学研究所及び重点科技研究学院の客員教授、さらに国立陽明交通大学/電機学院の客員教授を兼任。

加えてIEEE中華民国支部 理事、IEEE回路とシステムソサイエティ(CAS)のDistinguished Industry Speaker (2025–2026) を務め、同ソサイエティ台北支部の支部長(2023–2024)を歴任した。現在は台湾半導体産学研究開発連盟(TIARA)の常務理事も兼任している。

梁博士は国立交通大学電子研究所にて博士号を取得し、国立台湾大学/経営学院EMBA商学組を修了。これまでに中華民国「十大傑出青年」(科学技術発展類)をはじめ、経済部智慧財産局/国家発明創作賞(金賞1・銀賞2)、経済部技術処/産業科技発展賞、優秀青年イノベーション賞、資訊月/優秀IT人材賞、李国鼎青年研究賞など多くの栄誉を受賞している。研究分野はAIコンピューティングアーキテクチャ、デジタルIC設計、プロセッサアーキテクチャ、量子コンピューティングアーキテクチャ、技術戦略など多岐に渡る。

14:20-15:00
日台協力が開く半導体新時代
ITジャーナリスト/ 「TSMC世界を動かすヒミツ」著者
林 宏文 氏(Hung-Wen Lin)

着書に「晶片島上の光芒(邦訳:『TSMC 世界を動かすヒミツ』/CCCメディアハウス)」がある。現在最も注目されている台湾人ITジャーナリスト。日本で講演する機会も多い日本通。 主にハイテク・バイオ業界の取材に長年関わる。台湾では経済誌「今周刊」副編集長、経済紙「経済日報」ハイテク担当記者を歴任。産業の発展や投資動向、コーポレートガバナンス、国際競争力などのテーマを注視。現在は台湾ラジオ局「FM96.7環宇電台」のラジオパーソナリティ、「今周刊」、「数位時代」、「鍶科技」、「CIO IT経理人」などのメディアのコラムニストとして活躍中。

著書は他にも『競争力的探求(競争力の探究)』、『管理的楽章(マネジメントの楽章)』、『恵普人才学(ヒューレット・パッカードの人材学)』、『商業大鰐SAMSUNG (ビジネス巨人SAMSUNG)』など。

15:00-15:40
AI時代における半導体産業の発展
國立臺灣科技大學(NTUST)
Industry-Academia Innovation College CEO
楊 光磊 博士(Konrad Young Ph.D.)

国立台湾大学 電機工学科を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校にて電機・計算機工学の博士号を取得。1998年から2005年にかけて台湾積体電路製造(TSMC)の研究開発担当バイスプレジデントとして、0.18μm、0.13μm、65nmの先端プロセス開発を指揮。2005年には米国に赴任し、TSMC米国の研究開発計画および先端技術における顧客協業プロジェクトを統括、2012年にはTSMC研究開発基盤工学部門および先端技術管理オフィスの部長を務める。

2001年にTSMCが0.13μmプロセスの量産を開始したことは、同社が競合を大きく引き離す技術的基盤となった。この開発に関わった数名の研究開発リーダーは「TSMC六騎士」と称され、楊博士はその中心的存在として、ロジックプロセス全体の統合を担う重要な役割を果たした。また、第14回国家産業イノベーション賞/研究開発管理イノベーション賞を受賞、さらに行政院第92年度「優秀科学技術人材賞」も受賞している。

現在は、国立台湾科技大学/産学イノベーション学院の執行長を務め、次世代半導体技術の発展と人材育成に情熱を注いでいる。

Speakers

Sakura's photo

楊 櫻姿


梁伯嵩's photo

梁 伯嵩 博士


林 宏文's photo

林 宏文


James Wu's photo

楊 光磊 博士