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BenQ・Qisdaグループ、COMPUTEX 2026で「AI In Action」掲げる

Posted on 2026/05/20



AIインフラから業界別アプリケーションまで、実装フェーズを加速
生成AIが技術実証の段階から実装フェーズへと移行するなか、企業によるAIインフラ、エッジコンピューティング、AIエージェント、業界特化型アプリケーションへの需要が急速に高まっている。BenQ・QisdaグループはCOMPUTEX 2026で「AI In Action」をテーマに掲げ、AIコンピューティング基盤から実際の業務・生活シーンに至るまで、グループ全体のAI戦略を一体的に披露する。

今回の展示は、「AIビジュアル&ディスプレイ」「AIインフラ」「AIソリューション&スマート製造」「AI医療・ヘルスケア」の4領域を軸に構成される。AIデータセンター基盤から企業向けAIエージェント、スマートリテール、ドローン、ロボティクス、医療AIまで幅広い分野をカバーし、AI活用の実装力をアピールする構えだ。

AIインフラ分野では、Qisdaが其陽、其曜科技、Alpha Networks(明泰)と連携し、液冷対応AIサーバー、AI液冷スイッチ、ラック統合ソリューションを展示する。大規模AIモデルの学習・推論需要の拡大を受け、AIデータセンターでは高性能演算だけでなく、省電力・高効率冷却・低遅延通信への対応が重要な競争要素となっている。

企業向けAIでは、導入の軸がチャットボットから業務自動化や経営判断支援へと広がっている。グループ企業はAIエージェント、マルチAIエージェントプラットフォーム、AIカスタマーサービス、データガバナンスなどのソリューションを展示し、企業の業務効率化とデジタル変革を後押しする。

スマートモビリティとエッジAI領域では、AI認識、エッジ演算、リアルタイム通信を活用したスマートドローンと堅牢型地上制御ステーションを展示し、点検、監視、屋外ミッション用途を想定する。スマート製造では、自律移動ロボット(AMR)、エッジAIコンピューティング、高速AI画像検査技術を組み合わせ、製造現場でのAI導入を加速する。

医療AIも重点領域の一つだ。医療認証対応のエッジコンピューティングシステムとAI創傷認識技術を組み合わせ、病院情報システム(HIS)と連携した臨床支援ソリューションを提案する。

これまでディスプレイやIT機器のイメージが強かったBenQ・Qisdaグループだが、今回の展示はAI時代における事業領域の拡張を印象づける。AIインフラから業界別ソリューションまでを網羅し、ハードウェア供給にとどまらない総合AIソリューションプロバイダーへの進化を目指している。




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