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E Ink、COMPUTEX 2026でカラー電子ペーパーの全方位アプリケーションを披露
Posted on 2026/05/29
3大技術プラットフォームを展示、スマートリテールと空間ディスプレー用途を拡大
広告サイネージからスマートサーフェスへ、低炭素ディスプレーの未来を再定義
電子ペーパー技術の世界的リーダーであるE Ink(元太科技)は、2026年6月2日から5日まで開催されるCOMPUTEX 2026において、カラー電子ペーパー技術および各種ソリューションを台北世界貿易センター第1展示ホール(TWTC Hall 1)で展示すると発表した。
今回の展示では、屋内外広告、スマートリテール、製品サーフェスデザインなどを主要テーマとし、大型カラー電子ペーパーサイネージ、可変カラー製品表面、パーソナライズ商品などを通じて、電子ペーパーがディスプレーから「空間」や「物体表面」へと広がる新たな可能性を提案する。
E Ink董事長(会長)の李政昊氏は、「E Inkは電子ペーパー技術の進化を継続的に推進しており、表示性能の向上だけでなく、パートナー企業とともに生活により近いアプリケーション開発にも取り組んでいる。電子ペーパーは低消費電力、低炭素、非発光、目に優しい特性を備え、動的情報表示と紙のような自然な視認性を両立できる。ディスプレーが単なる発光装置ではなく、環境と融合する“スマートサーフェス”へ進化することで、より多くの産業やシーンで新たな価値を創出できる」と述べた。
■ 3大カラー電子ペーパープラットフォームを展示
屋内外サイネージ用途を幅広く提案
COMPUTEX 2026では、「E Ink Spectra™ 6」「E Ink Marquee™」「E Ink Kaleido™ 3」の3大カラー電子ペーパー技術プラットフォームを一堂に展示。大型カラー電子ペーパー看板や、多様なサイズの顧客向けソリューションを通じて、広告・リテール分野における電子ペーパー活用を提案する。
■ 屋内向けカラー広告ディスプレー「E Ink Spectra™ 6」
「E Ink Spectra™ 6」は、高彩度で鮮やかな色表現を特徴とし、リテールや商業施設向け屋内広告用途に最適化されている。発表以来、LG Electronics、Samsung、Sharpなど複数ブランドで採用が進んでいる。
展示では13.3インチ、31.5インチ、40.5インチ、75インチなど複数サイズの広告サイネージを公開。省エネ性能とデジタルサイネージ機能を両立する次世代広告媒体として提案する。
■ 屋外向けカラー電子ペーパー「E Ink Marquee™」
「E Ink Marquee™」は、DOOH(デジタル屋外広告)、交通インフラ、スマートシティ用途向けに開発された屋外対応カラー電子ペーパー。今回の展示では、最大136インチの超大型屋外カラー電子ペーパーサイネージを披露する。
低消費電力、広視野角、広温度対応を特徴とし、大型化による没入感の高い屋外ビジュアル体験を実現する。
■ 動的表示を強化する「E Ink Kaleido™ 3」
「E Ink Kaleido™ 3」は、ページ更新速度とアニメーション表示性能を向上させ、電子ペーパーの動的表示用途を拡大する。
会場では、DynaScan(光遠科技)およびAgile Display Solutions(龍星顯示科技)による大型ソリューションを展示し、リテール広告や情報サイネージ向けの動画表示能力を紹介する。
また、電子ペーパーサイネージはRetail Media Network(RMN)向け新世代表示媒体としても注目されている。カラー化、大型化、動的表示性能の向上により、広告コンテンツや生鮮食品情報、販促表示などをより魅力的に演出できる。
展示会場では、スマートセンシングシステム、クラウドプラットフォーム、電子ペーパー技術を統合したスマートリテール空間を再現。さらに、パートナー企業と共同開発したフレキシブル旗型電子ペーパーも展示し、空間演出と商業展示に新たなデザイン性を提案する。
■ Retail Media向け新型4.2インチ電子ペーパー広告端末を初公開
E Inkは今回、Retail Media用途向けに開発した4.2インチ電子ペーパー広告端末を初展示する。
「E Ink Spectra™ 6」フルカラー電子ペーパーを採用し、高彩度の商品広告表示を実現。さらに、MediaTek(達発科技)のBluetooth無線通信チップを統合し、E Ink Ripple™アニメーション技術による波紋状トランジション効果を導入することで、より滑らかで視認性の高い広告切替表示を可能にした。
■ 可変カラー電子ペーパー技術を生活シーンへ展開
「E Ink Prism™」可変カラー電子ペーパー技術についても、多彩な新用途を展示する。
電子ペーパー採用ネイル「iPolish」、プロ向け可変カラー電子ペーパーギター「Cream Guitar」、電動バス向け電子ペーパー広告車体など、量産化に向けた最新応用例を披露。曲面や不規則形状にも対応できる電子ペーパー素材の高い柔軟性を紹介する。
さらに、カラー電子ペーパーコンセプトカーも展示。車体曲面や製品表面への電子ペーパー応用を通じて、“スマートサーフェス”の新たな可能性を提案する。
■ 個人向け電子ペーパー応用も拡大
商業用途に加え、E Inkは個人向け電子ペーパー製品群も展示する。
カラー電子ペーパーデジタルフォトフレーム、電子ペーパーモニター、スマートフォンサイズ電子書籍端末、ライフスタイル製品などを展示し、電子ペーパー技術が読書、リテール、公共表示だけでなく、個人空間やデジタルワークスタイル領域へ広がっていることを紹介する。
E Inkは、COMPUTEX 2026期間中、世界中のパートナー企業、メディア、来場者に向けて、スマートリテール、広告、交通、読書、パーソナルデバイスなど、多様なシーンにおける電子ペーパー技術の最新応用を提案し、AI時代における低炭素ディスプレー技術の未来を共に探求していく。
【E Ink元太科技 展示情報】
ブース番号:#D0101
会場:台北世界貿易センター第1展示ホール(TWTC Hall 1)
会期:2026年6月2日~5日
展示時間:09:30~17:30