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eYs3DとAutoSys、AMRとロボットアームを統合したソリューションを共同展示3Dビジョンと動的障害物回避技術を組み合わせ、スマートファクトリーにおける柔軟な自動化を実現
Posted on 2026/06/15
製造業では、人手不足や多品種少量生産への対応が求められる中、移動能力と環境認識能力を備えたスマートオートメーション設備への関心が高まっている。
eYs3D(鈺立微電子)はCOMPUTEX 2026において、先進智能系統(AutoSys)と共同開発したAMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行搬送ロボット)とロボットアームを統合したソリューションを展示した。自律移動プラットフォーム、3Dビジョンセンシング、動的障害物回避技術を組み合わせることで、スマートファクトリーにおける人とロボットの協調作業や生産現場の柔軟性向上を目指す。
本ソリューションは、eYs3DのAMRプラットフォームをベースに、AutoSysのロボットアーム制御技術と、eYs3DのG100+ 3Dステレオ深度カメラを統合したもの。周辺空間の状況をリアルタイムで把握し、人や設備、障害物の位置を認識することで、減速、停止、回避、経路変更などの制御を自動的に行うことができる。
従来の固定型ロボットアームと異なり、AMRと組み合わせることで、ロボットアームは生産ラインや作業エリア間を自律的に移動しながら、搬送、ピッキング、マテリアルハンドリング、機械への投入・取り出しなどの作業を実行できる。これにより、設備稼働率の向上や生産ライン運用の柔軟化が期待される。
また、人とロボットが同じ空間で作業する環境においては、3Dビジョンシステムがリアルタイムの空間マップを生成し、人と設備との距離変化を継続的に監視する。作業エリア内への人の接近や周辺環境の変化を検知した場合には、システムが即座にリスクを判断し、安全制御を実施することで、接触や衝突のリスク低減に貢献する。
さらに、本ソリューションはモジュール型アーキテクチャを採用しており、既存の自動化設備や制御システムとの連携にも対応する。システムインテグレーターや製造業ユーザーは、比較的短期間での導入が可能となる。
eYs3Dは、製造現場の自動化が固定設備中心から、「移動」「認識」「協調」が可能な柔軟な自動化システムへと進化していると説明する。AMR、3Dビジョン、インテリジェント制御技術を組み合わせることで、生産効率と安全性の両立を支援していく考えだ。
AutoSysは、ロボットアームの活用領域が固定作業ステーションから移動型アプリケーションへ広がる中で、環境認識とリアルタイム安全制御の重要性が高まっていると指摘する。3Dビジョンと動的障害物回避技術を組み合わせることで、人とロボットが協働する環境における信頼性向上と活用領域の拡大を目指すとしている。
両社は今後もAMR、3Dビジョン、ロボットアーム制御技術の連携を強化し、スマートファクトリー、物流自動化、フレキシブル生産などの分野における導入拡大を推進していく方針だ。