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AVerMedia、3Dセキュリティソリューションを展示

Posted on 2026/06/15



ドローン、エッジAI、デジタルツインを組み合わせ、スマートシティ分野への展開を加速

スマートシティの発展とともに、防犯・監視システムに対するニーズも高度化している。従来の固定カメラ中心の監視体制から、AI、自律移動体、リアルタイム解析を組み合わせた次世代型セキュリティシステムへの移行が進みつつある。

AVerMedia(アバーメディア)はCOMPUTEX 2026において、ドローン、エッジAIコンピューティング、映像管理システム、デジタルツイン技術を統合したスマートシティ向けソリューションを展示した。空中と地上のデバイスを連携させる「3Dセキュリティ(3D Security)」のコンセプトを提案し、大規模施設や公共空間における監視・安全管理の高度化を目指す。

同社によると、従来の監視システムは固定カメラと人的監視に依存しており、広大な敷地や高所、死角の多いエリアでは監視範囲や対応速度に課題があった。また、人手不足の影響により、警備や監視業務の効率化も求められているという。

今回の展示では、AI解析機能をエッジデバイスや無人機に実装することで、映像データを現場でリアルタイムに分析・判断できる仕組みを紹介した。これにより、すべての映像をクラウドへ送信する必要がなくなり、通信負荷の軽減と迅速な対応が可能となる。

ドローン活用では、自動巡回、対象物の探索、追跡機能などを実現。異常事象や不審な対象を検知した際には、ドローンが自律的に現場へ移動し、多角的な視点から状況を確認することができる。

また、NVIDIA Omniverseを活用したデジタルツイン技術も展示した。建物や設備、ドローンの飛行ルートなどを3D空間上で再現し、災害対応や巡回ルート、設備配置のシミュレーションを事前に行うことで、実地検証にかかる時間やコストの削減につなげる。

映像管理分野では、自然言語による検索機能を紹介した。利用者は「昨日の午後に火災は発生したか」といった質問を入力するだけで、システムが関連映像を自動検索し、必要な記録を抽出できる。

さらに、複数のカメラ映像を統合して人物や対象物の移動経路を追跡する「クロスカメラトラッキング」技術も展示。大規模施設や公共空間における監視・運用効率の向上が期待される。

このほか、AIエージェントを活用したロボットソリューションや、医療映像分野向け技術も紹介した。AVerMediaは今後もエッジAI技術を軸に、スマートシティ、スマートセキュリティ、ロボティクス、医療映像分野でのソリューション展開を強化していく方針だ。



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