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ASE幹部、台湾半導体の競争力を分析 「強みは世界でも稀有な産業エコシステム」
Posted on 2026/06/25
世界最大の半導体OSAT(後工程受託サービス)企業であるASEホールディングスのCOO(最高執行責任者)、呉田玉(T.Y. Wu)氏は、台湾半導体産業の競争力について、「特定企業や単一技術ではなく、世界でも稀有な高効率の半導体エコシステムにある」との見解を示した。
呉氏は、台湾ではウエハー製造、半導体パッケージング・テスト、材料、製造装置、パッケージ基板、IC設計までが高度に連携した産業集積を形成しており、高い生産効率と迅速な量産体制を実現していると説明した。世界各地で生まれる新たな技術やアイデアを短期間で製品化できることが、台湾半導体産業の競争力を支える重要な要因だという。
また、半導体産業の競争は「最初の1個を作ることではなく、1億個、10億個規模へ安定して量産できるかどうかにある」と指摘。台湾企業は長年培ってきた製造技術や自動化、高いサプライチェーン連携により、企業の枠を超えた迅速な協業体制を築いており、これが台湾産業の大きな強みになっていると述べた。
さらに、AI、先進パッケージング、車載電子機器、ヒューマノイドロボットなど新たな市場の拡大を背景に、台湾の半導体エコシステムは今後も世界のAI産業を支える重要な基盤として期待されるとの認識を示した。