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台湾BSMI、2026年7月1日より「EV充電設備」など9品目の新たな検査規定を施行
Posted on 2026/06/26
経済部標準検驗局(BSMI)は23日、消費者の製品使用における安全性を確保するため、2026年7月1日より9品目の商品に対する新たな検査規定を施行すると発表しました。
今回の改定では、「30kW以下のEV(電気自動車)用充電設備」、「20kW以下の電力変換システム(PCS)」、「20kWh以下の設置型リチウム蓄電装置」、「1kWh以上20kWh以下の蓄電用リチウムイオンバッテリーパック」、「電撃殺虫ラケットなど7種の充電式家庭用電化製品」、「ジョイント式ソフト発泡マット」が新たに強制検査の対象となります。また、「自動車用タイヤ」のエネルギー効率項目の追加、ならびに「ポルトランドセメント」と「木製板材類商品」の検査規定の修正が行われます。
■ 背景と目的:新たな生活リスクへの対応と安全基準の国際化
標準檢驗局の記述によると、「EV用充電設備」、「電力変換システム」、「設置型リチウム蓄電装置」、「蓄電用リチウムイオンバッテリーパック」が住宅などの身近な環境に普及しつつあること、またバッテリー性能の向上に伴い「電撃殺虫ラケットなど7種の充電式家庭用電化製品」が広く普及している現状を考慮し、これらを強制検査の対象に組み込むことといたしました。
国際基準に整合した国家規格(CNS)に基づいて検査を行うことで、絶縁性、熱安定性、電磁両立性(EMC)、難燃性などの電気的防護能力を向上させ、あらゆる使用環境における消費者の電気安全を確保します。
さらに、子供の健康を守り、可塑剤(フタル酸エステル類)やホルムアミドなどの化学物質への接触リスクを低減するため、「ジョイント式ソフト発泡マット」も強制検査の対象へ追加します。2026年7月1日以降、これらの対象商品は検査手続きを完了し、規定に適合しなければ市場での販売ができなくなります。
■ 環境配慮と品質管理の強化
世界的な脱炭素目標を背景に、「自動車用タイヤ」の省エネ性能と走行快適性を確保するため、新たに「惰行走行騒音(コースティングノイズ)」、「ウェットグリップ性能」、「転がり抵抗」といったエネルギー効率に関する項目を追加します。
また、セメント業界における廃棄物再利用とサーキュラーエコノミー(循環経済)の推進に伴い、代替原料の導入がセメントの安定性に影響を与えないよう、「ポルトランドセメント」の塩化物イオン検査項目を追加します。
このほか、検査効率をさらに向上させるため、「木製板材類」商品の検査規格および検査方式の修正を行います。
■ 局からの呼びかけと消費者への注意喚起
標準檢驗局は、今後も消費者の権利利益と安全を守るため、新たなトレンド製品の安全性に関する情報を収集し、安全上の懸念がある商品を適宜検査対象に組み込むなど、検査規定のローリングアップデート(継続的な見直し)を行ってまいります。同時に、メーカーに対しては規定に従って製品の安全性と表示の正確性を徹底し、消費者の権利を保護するよう呼びかけています。
また、消費者に対しては、関連商品を購入する際に「商品檢驗標識(商品検査マーク)」が貼付されている製品を選ぶこと、そして関連する電気設備を設置する際は、メーカーが指定する適格な電気工事業者に評価・施工を依頼するよう注意を促しています。