製品情報

InnoVEX 2026 AI部門受賞企業Leafy Lab AI Agentic Analog プラットフォーム

Posted on 2026/06/29



技術名:Agentic Analog Platform / Predictive Device AI
企業名:Leafy Lab Inc.
國籍:United States
分野:AI
技術紹介:
米国の半導体AIスタートアップ Leafy Lab は、半導体設計プロセスの自律化を目指すAgentic AI(エージェント型AI)を活用した設計最適化プラットフォームを開発している。EDA(電子設計自動化)ソフトウェア、設計検証、IP市場を対象に、半導体設計の「オートパイロット化」を実現する独自のAIエージェント群を提供し、設計効率と製品競争力の向上を支援する。

同社は、アナログ半導体設計者の知見と自動シミュレーション環境を統合し、従来の試行錯誤に依存した設計手法をAIによる自律最適化へ転換する。独自プラットフォームにより、消費電力(Power)、性能(Performance)、チップ面積(Area)のPPA最適化を実現し、設計によっては性能を最大3.6倍向上させるとともに、初回試作(First Silicon)の成功率向上や、開発期間を50%以上短縮する効果を訴求している。

主力製品である「Agentic Analog Platform」は、設計品質を評価する「Designer Agent」と、レイアウトを生成・改善する「Layout Agent」が協調動作するマルチエージェントAIを採用する。継続的なアクティブラーニングにより、半導体製造ルールや膨大な設計パラメータを並列処理し、回路設計データからテープアウト可能なレイアウトを自動生成する。これまで熟練エンジニアが数か月を要していた工程を、数時間で完了できるという。

もう一つの中核技術である「Predictive Device AI」は、データ不足が課題となる半導体デバイス開発向けに設計された説明可能AI(Explainable AI)モデルである。一般的なAIが数百万件規模の学習データを必要とするのに対し、Leafy Labのモデルは50件未満の測定データからトランジスタ特性を高精度に予測できる。テスト誤差は約2%とされ、従来手法で報告される70%超の誤差を大幅に改善する性能を実現した。

半導体設計の複雑化と開発コストの増大が世界的な課題となる中、Leafy LabはAIエージェントによる設計自動化を通じて、次世代アナログ半導体の開発期間短縮と設計品質向上を実現し、半導体バリューチェーン全体の生産性向上を目指している。

≫公式サイト:
https://www.leafylab.io/

≫ビデオクリップはこちらから:
https://youtu.be/6Yk0j2177E8?si=iDuaUvFFGv4x_qLU




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