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ICTGC 優勝者 Infiniflux (イギリス)二相液冷でAIデータセンターの冷却性能を刷新

Posted on 2026/07/01



技術名:Two-Phase Direct-to-Die(D2C)液冷システム
企業名: Infiniflux Ltd
国・地域:イギリス
技術紹介:
英国のInfinifluxは、急速に拡大するAIデータセンター市場に向けて、次世代冷却技術「Two-Phase Direct-to-Die(D2C)液冷システム」を開発した。高密度GPUクラスタや大規模AI演算基盤を対象とし、消費電力が急増する先端半導体の発熱問題に対応するソリューションとして注目を集めている。

同技術の特徴は、冷却液の相変化を活用した「二相液冷方式」にある。冷却液がチップから熱を吸収すると沸騰して気化し、熱エネルギーを効率的に搬送することで、従来の空冷や単相液冷を上回る放熱性能を実現する。AIアクセラレーターの高性能化に伴い冷却技術の重要性が高まるなか、次世代データセンターの有力な選択肢として期待されている。

特に、1チップ当たり1000ワットを超える超高発熱環境においても、チップ温度を約40℃に維持できる点が大きな強みだ。GPU温度を一般的な運用環境と比べて15~20℃低く抑えることで、熱による性能低下を防ぎ、安定した高負荷運用を可能にする。

その結果、AI演算性能は約15%向上し、チップ寿命は従来の単相液冷システムと比較して2倍以上に延長できるという。設備の信頼性向上に加え、交換頻度の低減による運用コスト削減も期待される。

さらに、冷却効率の向上によって電力消費や水使用量を大幅に削減できることから、データセンター全体のエネルギー効率改善にも寄与する。AIインフラの持続可能性が課題となるなか、Performance per Watt(電力当たり性能)の向上を実現する環境配慮型技術としても注目されている。

Infinifluxは、次世代AIデータセンター向けの冷却基盤技術を通じて、高性能コンピューティングと省エネルギーの両立を目指している。
≫公式ウェブサイトはこちらから 
https://www.infiniflux.cool/




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