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緯創(WISTRON)、米テキサス新工場を稼働 AIサーバー生産能力を拡充
Posted on 2026/07/22
写真提供:緯創( WISTRON CORPORATION)
【台北】ウィストロン(緯創)は米テキサス州ダラスで新工場「D1」の開所式を開催した。式典には米エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が出席し、ウィストロンの林憲銘董事長(会長)とともにテープカットを行った。林氏はD1の稼働を契機に、今後も新工場の建設を進め、米国でのAIサーバー生産能力を段階的に拡大する方針を示した。
ウィストロンによると、ダラス工場は同社のグローバルAIインフラ製造ネットワークの中核拠点として位置付けられる。米国内で初めてNVIDIA「GB300」コンピューティング基板の製造・量産を実現したほか、NVIDIAのアクセラレーテッド・コンピューティング技術を採用し、「Nemotron」「Cosmos」といったオープンモデルに加え、「Omniverse」や「Metropolis」を活用。デジタルツイン技術により工場設計、生産プロセス、運営効率の最適化を進める。
同工場はウィストロンにとって米国初の製造拠点となり、現地顧客向けの供給体制を強化するとともに、NVIDIAの次世代AI製品の生産を担う。
林氏は式典で、「ここで展開するのは従来型の製造ではなく、高度に統合された先進的なスマートマニュファクチャリングだ」と述べた。すでにGB300関連AIサーバーの量産を開始しており、今後は次世代AIプラットフォーム「Vera Rubin」の製造も同工場で行う計画を明らかにした。
さらに林氏は、「今後数年間、この拠点は米国AIインフラ整備の重要な生産基地となる」と強調。「今回の稼働はウィストロンのグローバル戦略における新たな節目であり、テキサスを起点にAIイノベーションの次の時代をともに切り開いていく」との見通しを示した。