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新竹サイエンスパークと熊本サイエンスパークが連携覚書締結 半導体・人材育成で日台協力を強化
Posted on 2026/07/27
写真提供:新竹サイエンスパーク管理局
【新竹=7月27日】台湾・新竹サイエンスパーク管理局(NSP)は27日、日本・熊本県および三井不動産と、熊本サイエンスパークとの連携に関する覚書(MOU)を締結した。半導体産業を軸に、スタートアップ育成、人材育成、産業交流などで協力を進め、日台の半導体イノベーション連携基盤の構築を目指す。
調印式には、新竹サイエンスパーク管理局の胡世民局長、熊本県の木村敬知事、三井不動産の細田恭祐代表理事が出席した。双方は今後、科学園区間の協力体制を制度化し、継続的な産業・技術交流を推進する。
世界の半導体サプライチェーン再編が進むなか、日本では半導体産業の再興が進展しており、熊本は海外大手半導体メーカーの投資や関連サプライチェーンの集積を背景に、日本を代表する半導体拠点へと成長している。熊本県、合志市、三井不動産が共同で推進する熊本サイエンスパークは、研究開発施設やインキュベーションセンター、共用クリーンルーム、産学官連携機能を備えた「日本型サイエンスパーク」の構築を進め、海外企業の日本進出もワンストップで支援する。
一方、新竹サイエンスパークは45年にわたり半導体産業を中心に発展し、IC設計、半導体製造、後工程、装置・材料など幅広い企業が集積する世界有数の半導体クラスターを形成している。
新竹サイエンスパーク管理局と熊本県、三井不動産はこれまでも科学園区の運営や半導体産業、新創(スタートアップ)支援などについて交流を重ねてきた。今回の覚書締結により、日台双方は長期的かつ制度的な協力関係を構築し、技術革新とサプライチェーン強靭化に向けた連携を一段と強化する。
今後は、国際的な科学園区との連携をさらに拡大し、人材・技術・産業資源の交流を促進するとともに、台湾企業の海外展開を支援し、競争力の高いグローバル半導体イノベーション・エコシステムの構築を目指す。