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台湾国防産業発展協会の呉明蔚理事長 台湾のドローン産業に3つの強み 非中国系サプライチェーン構築で台湾が優位に

Posted on 2026/08/12



台湾国防産業発展協会の呉明蔚理事長はあいさつで、台湾のドローン産業は今、「大きな好機」を迎えており、世界の他国には代替できない3つの「再現できない強み」を持っていると指摘した。

1つ目は「サイバーセキュリティの防壁」だ。台湾は20年にわたり、海外からのサイバー攻撃や情報セキュリティー対策への対応を経験しており、その経験は国際的に見ても豊富だという。無人システムの開発においても、台湾はコストを理由に安全性を犠牲にすることはないと強調した。

2つ目は「ソブリンAIとソフト・ハード統合の強み」だ。現在、各国がソブリンAIの開発を積極的に進め、AIモデルの実用化やオフラインでの自律運用を重視している。台湾は強力なソフトウエアとハードウエアの統合力を生かし、無人システム上で、ネットワークに接続しなくても任務を実行できるAIネイティブ(AI Native)モデルを開発できる。世界各国がソブリンAIを展開する上で、台湾の研究開発(R&D)力は欠かせないとの考えを示した。

3つ目は「高い量産能力」だ。世界各地の国防関連展示会では新たな技術や製品が次々と登場しているが、量産能力がなければ展示にとどまってしまう。台湾には、設計から製品の改良、そして大規模量産までを支える、高度に集積されたサプライチェーンがある。さらに、柔軟なサプライチェーンを顧客に近い地域へ迅速に展開し、現地で量産することも可能だと説明した。

呉氏は、産業界がこの機会に無人システムや国防産業への取り組みを強化することで、個人の関心、産業の発展、国家のレジリエンスを同時に実現し、「三方良し」の成果につなげられるとの考えを示した。



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