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TSMC、294億米ドルの設備投資を承認 先端プロセス・先端パッケージングを拡充第2四半期EPSは27.25台湾ドル Sonyとの次世代イメージセンサー合弁会社設立も承認

Posted on 2026/08/13



写真出典:TSMC
TSMC(台湾積体電路製造)は8月11日に取締役会を開催し、約294億4,250万米ドルの設備投資を承認した。先端プロセスや先端パッケージング、成熟・特殊プロセスの生産能力拡充に加え、工場建設や関連インフラ整備などに充てる。

TSMCによると、今回の設備投資は市場需要の見通しと技術開発ロードマップに基づく長期的な生産能力計画の一環。主な投資対象には、先端プロセスの生産能力の新設・増強、先端パッケージングおよび成熟・特殊プロセスの生産能力拡充、工場建設や関連設備の整備が含まれる。

取締役会では2026年第2四半期の財務諸表も承認した。連結売上高は約1兆2,703億8,000万台湾ドル、税引後純利益は約7,065億6,000万台湾ドルとなり、1株当たり利益(EPS)は27.25台湾ドルだった。また、第2四半期の現金配当を1株当たり7台湾ドルとすることも承認した。

さらに、Sony Semiconductor Solutions(ソニーセミコンダクタソリューションズ)との合弁会社設立についても正式に承認した。次世代イメージセンサーの研究開発・製造を目的とするもので、TSMCは最大2,820億円を出資する。

SonyとTSMCは同日、熊本県合志市に「Advanced Vision Semiconductor Manufacturing Corporation」を設立し、2029年の量産開始を目指すと発表した。Sonyがイメージセンサーのコア技術開発、製品企画・設計を主導し、新会社ではTSMCの先端プロセス技術と半導体製造のノウハウを活用する。

今回の取締役会決議からは、TSMCが先端プロセスと先端パッケージングへの投資を継続すると同時に、日本の半導体産業との連携をさらに深化させる姿勢がうかがえる。AIや高性能コンピューティング(HPC)、スマートデバイスなどの需要拡大を背景に、同社は生産能力と技術基盤の強化を進めている。



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