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全波科技(K-BEST)電子戦が現代戦の勝敗を左右 国産電戦技術と耐妨害通信でAI無人システムの防衛力を強化
Posted on 2026/08/14
全波科技(K-BEST Technology)の童玉瑋総経理は、「無人機における電子戦」をテーマとした講演で、「初戦から電子戦が始まる」と強調した。ロシア・ウクライナ戦争から最近の地政学的な衝突までを見ると、従来型の高価なレーダーや防空システムは、新たな電子妨害や欺瞞戦術を前に機能を失う可能性があり、低コストの電子戦手段が戦局を左右する重要な要素となっている。
電子戦の主要分野は「妨害と対妨害」である。通信、測位、航法、レーダーなどは、いずれも妨害を受ければ正常に機能しなくなる。電子戦環境下でも継続して運用できる対妨害能力を備えることが重要となる。
童総経理は、技術的な封鎖を突破するため、全波科技は長年にわたり電子戦技術の国産化に取り組んできたと説明した。長距離暗号通信、対妨害通信、自律測位技術の開発に加え、窒化ガリウム(GaN)パワーアンプなどの重要部品について、台湾の産業界による自主的なサプライチェーン構築も支援している。
童総経理によると、同社は最近、日本の大手防衛関連企業と連携し、台湾の馬祖から約370キロメートル離れた七股沖の無人船を直接制御する技術を実現した。この成果は、台湾が超長距離通信や電子戦分野で持つ実運用面での可能性を示すものだという。童総経理は、産官学各界に対し、電子戦能力の研究開発を重視し、具体的な技術力によって国家の防衛レジリエンス強化に貢献することを呼びかけた。