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台湾アルプス高精度ナビゲーション・センサーモジュール、AI無人モビリティの高精度な自律移動を実現
Posted on 2026/08/14
台湾アルプス・エレクトリック(ALPS ALPINE)の王珺瑋特別アシスタントは、「ドローンから自律移動へ:センシング・測位技術の実用化」をテーマとした講演で、ALPS ALPINEは数十年にわたり、自動車向けナビゲーションやセンサーの研究開発に取り組んできたと説明した。同社は日本の電力会社と連携し、ドローンによる送電鉄塔の点検に関する実証実験(POC)を実施。LiDAR(光学式レーダー)を活用してドローンと高圧送電線との安全な距離を高精度に維持するとともに、カメラを組み合わせて自律飛行による経路制御やケーブルの損傷検知を行い、自動点検に向けた技術力を示している。
現代のAI無人モビリティに求められる機能に対応するため、ALPS ALPINEは多様なモジュール型ソリューションを展開している。日本の古野電気(Furuno)と共同開発した次世代GNSS測位モジュールでは、高コストなRTK基準局を必要とせず、センチメートル級の高精度測位を実現できるため、ドローンや車載システムの導入コストを大幅に抑えることが可能となる。また、RGBカメラと赤外線(IR)カメラを組み合わせたデュアルカメラも提供しており、夜間飛行や障害物認識、ドライバーの疲労状態のモニタリングなどに対応する。
レーダーセンシング分野では、ミリ波レーダーやパルス波レーダー技術を展開し、車載障害物検知、車内置き去り検知(CPD)、農業・建設機械などの安全確保に幅広く活用している。王特別アシスタントは、ALPS ALPINEは基礎的な制御部品から高機能センサー、ハードウェア・ソフトウェアモジュールまで、一貫した開発能力を備えていると強調。国内外のドローンやAIモビリティ関連企業との連携をさらに深め、安全で高い応答性を備えたスマートな未来の実現を目指していきたいと述べた。