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系統電子(Sysgration)小型・高効率AI地上管制ステーション、無人システムのリアルタイム推論・制御能力を向上
Posted on 2026/08/14
系統電子(Sysgration)の王勝賢副処長は、「無人システムの統合とEdge AIの主要技術開発」をテーマとした講演で、今後10年間におけるドローン産業の発展の鍵を分析するとともに、同社がQualcommと共同開発した次世代地上管制ステーション(GCS)を紹介した。高性能なエッジコンピューティング(Edge AI)と低遅延通信技術を統合し、業務用・防衛用途の無人システム(UxS)にリアルタイムの推論・制御能力を提供する。
王副処長は、台湾の民間信仰である「媽祖」を現代の戦術システムにたとえた。ドローンに搭載されたカメラやセンサーは、遠くのものを見通す「千里眼」と音を聞き分ける「順風耳」のように、映像や各種信号を収集する。一方、「地上管制ステーション」は媽祖に相当し、エッジコンピューティングによる処理と意思決定の中核を担う。同氏は、テレビ、コンピューター、スマートフォンと進化してきたテクノロジーの次の10年の中心となるのは、人の身近な場所から飛び立ち、数キロメートル先まで活動範囲を広げる「ドローン」だと指摘した。
システム・エレクトロニクスはQualcommのQIPアーキテクチャを導入し、「エッジによるリアルタイム分析」「Merlinによる音声のみでのインタラクション」「プライバシー保護と帯域効率」「異種コンピューティングによる処理能力」の4つの強みを実現している。さらに、地上管制ステーションは高い耐妨害性能を備えており、通信がジャミングによって遮断された場合でも、Edge AIによるインテリジェントなミッション計画を通じてドローンを帰還させることができる。地上レーダーによる防御機能も組み合わせることで、オペレーターが相手側から位置を特定され、反撃を受けるリスクの低減にもつなげる。
システム・エレクトロニクスは、手頃な価格のドローンと高い演算能力を備えた地上管制ステーションを組み合わせることで、無人システムの活用に向け、より高いレジリエンスと効率性を備えたソリューションの提供を目指している。