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E Ink元太科技、JR東海エージェンシーと東京駅でカラー電子ペーパーサイネージを実証
Posted on 2026/08/18
写真出典:E Ink
E Ink Spectra 6™採用、交通広告のデジタル化と運用効率化を検証
電子ペーパー大手のE Ink元太科技は18日、東海旅客鉄道(JR東海)グループの広告会社、JR東海エージェンシー(JTA)と共同で、東京駅におけるカラー電子ペーパーサイネージの実証実験を開始したと発表した。2027年3月まで、E Ink Spectra 6™を採用した電子ペーパーサイネージを設置し、交通広告のデジタル化や広告運用の効率化に向けた有効性を検証する。
人手不足が深刻化する中、鉄道事業者や広告会社では、従来の紙ポスターに代わるデジタルソリューションへの関心が高まっている。電子ペーパーは遠隔操作による表示内容の更新が可能で、画面更新時のみ電力を消費するため、広告の交換作業に伴う人員や時間、維持管理コストの削減が期待できる。紙媒体の使用量削減による資源消費や環境負荷の低減にもつながる。
今回の実証では、東京駅の一部エリアに設置されている紙の広告看板を、E Ink Spectra 6™を採用したカラー電子ペーパーサイネージに置き換える。システムインテグレーションおよび完成品ソリューションは、AUO Display Plusとシャープがそれぞれ提供する。
八重洲南口には、AUO Display Plusの31.5インチ「AecoPost」と、シャープのA2サイズ「ePoster」を設置。日本橋口には、AUO Display Plusの31.5インチ「AecoPost」を設置する。
対象エリアは、2024年度のJR東海旅客のみの集計で、1日約10万人が利用する高い集客力と広告接触機会を持つ場所となる。東京駅という交通広告の主要拠点で実証することで、商用カラー電子ペーパーサイネージの交通広告分野における実用性や運用効果を検証する。
実証結果が想定通りの成果を上げた場合、JTAはJR東海が管轄する各駅への電子ペーパーサイネージ導入について、検討を加速する方針だ。
E Ink元太科技の洪集茂総経理は、「今回の実証は、電子ペーパーが交通広告の持続可能な発展を支えるメディアソリューションとなり得ることを示すものだ。今後もシステムインテグレーションパートナーとの連携を強化し、交通・鉄道分野における電子ペーパー広告の普及を進めていく」と述べた。