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E Ink、BMWとカラー変色コンセプトカーを公開 BMW Weltで9月末まで展示、E Ink Prism™で車体を動的にデザイン

Posted on 2026/08/18



写真出典:E Ink

電子ペーパー大手のE Ink元太科技は8月13日、BMWと共同開発したカラー変色コンセプトカー「BMW iX3 Flow」をドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで公開したと発表した。

9月末まで展示する。映画「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」のプロモーションに合わせたもので、E Inkの「E Ink Prism™」スマートサーフェス技術を採用し、車体そのものをプログラム可能なデジタル表示面として活用する。

BMW iX3 Flowは、赤一色の車体から、クモの巣をモチーフにしたグラフィックや映画タイトル、パートナーのブランドロゴなどを組み合わせた動的な映像へ切り替えられる。約10秒のアニメーションを車体表面に表示し、車の外観をデザインだけでなく、ブランドやコンテンツを伝える新たなメディアとして活用する可能性を示した。

今回のモデルは、E InkとBMWによる4代目のコンセプトカーとなる。両社は2022年のCESで白黒の変色コンセプトカーを発表して以降、全カラー対応の「BMW i Vision Dee」、アート作品として仕上げた「BMW i5 Flow NOSTOKANA」、さらに8種類のアニメーションを表示できるE Ink Prism™採用のボンネットを搭載し、量産を見据えた「BMW iX3 Flow」へと開発を進めてきた。

E Ink Prism™は、電子ペーパーの低消費電力特性を生かしながら、車体表面に色やグラフィックを表示できるスマートサーフェス技術。電気信号によって帯電した粒子を制御し、色や画像を切り替える電気泳動方式を採用している。表示内容を切り替える際に主に電力を消費するため、デジタル表示機能と低消費電力を両立できる点が特徴だ。

E Ink元太科技の洪集茂総経理は、「BMWはE Inkにとって電子ペーパーの新たな用途を開拓する重要なパートナーだ。今回の作品は、プログラム可能なスマートサーフェスが車体の外観を変えるだけでなく、創造性やストーリーを伝え、感情的なつながりを生み出す新たな媒体になり得ることを示している」と述べた。

今回のBMW iX3 Flowは映画のプロモーションを目的としたコンセプトカーで、量産予定はない。E InkとBMWは一連の共同開発を通じ、電子ペーパーの色彩、アニメーション、個人化などの応用領域を広げ、自動車デザインにおけるスマートサーフェスの可能性を示している。



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