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華邦電子(Winbond)、Infineon買収で車載・産業用メモリー事業を拡充 NOR FlashとF-RAMの製品群を強化、グローバル展開を加速
Posted on 2026/09/17
Winbond Electronics(華邦電子)は9月16日、Infineon Technologies傘下のInfineon Technologies LLCと株式売買契約を締結し、NOR FlashおよびF-RAM事業を保有する対象会社の全株式を取得すると発表した。全額現金による買収で、基本取引価格は11億2,000万米ドル。取引完了は2027年下期を予定しており、規制当局の承認などが条件となる。
今回の買収は、Winbondの既存NOR Flash事業の拡大に加え、F-RAM製品やグローバルな顧客基盤の獲得につながる。NOR Flashは主にファームウェアやシステムの起動プログラムの保存に使用される。一方、F-RAMは不揮発性と高速書き込みを特徴とし、車載電子機器や産業機器、組み込みシステムなどに利用される。
製品構成の面では、Winbondの既存NOR Flash事業と、Infineonが展開する中・大容量製品や車載・産業機器向け製品との間に補完関係が見込まれる。AIサーバー、車載電子機器、エッジコンピューティング向けの需要拡大を背景に、大容量NOR Flashの需給動向も市場の関心を集めている。ただし、今後の価格動向は需給環境の変化に左右される。
Winbondによると、今回の買収を通じてグローバルな研究開発体制、供給能力、顧客サポート網を拡充する。さらに、10カ国以上の専門人材を迎え入れる予定だ。取引完了後、対象会社は「Spansion」の名称を使用し、米カリフォルニア州サンノゼに本社を維持したまま独立運営を続ける。
今回の取引は、Winbondが国際的な買収を通じて特殊用途向けメモリーの製品ポートフォリオと市場展開を広げる動きと位置付けられる。製品統合や顧客との協業、事業面での効果については、取引完了後の進展が注目される。
Winbondは今回の買収により、グローバルな研究開発体制、生産・供給能力、顧客サポート体制を拡充する。さらに、10カ国以上の専門人材を迎え入れ、世界各地のサプライチェーンパートナーとの連携を強化する方針だ。
NOR Flashは主にファームウェアやシステムの起動プログラムの保存に使用される。一方、F-RAMは不揮発性と高速書き込みを特徴とし、いずれも組み込みシステムなどに利用される。今回の買収を通じ、Winbondは特殊用途向けメモリーの製品ポートフォリオとグローバルな顧客基盤の拡充を図る。