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Phisonの潘健成CEO「AIでメモリー需要拡大、需給逼迫は数年続く可能性」
Posted on 2026/10/02
AI需要が民生機器向け供給を圧迫 DRAM・NANDの増産には時間
AIインフラの拡大を背景に、メモリーの供給が業界の重要課題となっている。Phison Electronics(群聯電子)の創業者兼CEO、潘健成氏は、DRAMとNAND Flashの需要が急速に拡大する一方、新たな生産能力の確保には工場建設の期間に加え、土地、電力・水、製造装置などの制約があり、需給が再び均衡するまでには数年を要する可能性があるとの見方を示した。
潘氏によると、供給制約はメモリーだけでなく、ウエハー、基板、パッケージング、コンデンサーなどにも広がっている。AI関連企業は相対的に価格許容度が高く、限られた生産能力を確保しやすい一方、PCやスマートフォンなどの民生機器ではコストと供給の両面で圧力が強まっているという。
Phisonの顧客動向では、一部のOEM PCメーカーが2027年の出荷計画を約25%引き下げ、スマートフォン関連の一部顧客も2026年の計画を30~40%下方修正している。ただし、これらはPhisonの一部顧客の計画であり、世界市場全体の出荷予測ではない。
潘氏は、AIがデータセンターからEdge AIや端末へと広がることで、DRAMとNANDの需要は今後も増加する可能性があると指摘。新たな生産能力が需要拡大に追いつくかどうかが、今後数年間のメモリー市場を左右する重要な要素になるとの見方を示した。