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Foxconn、EV新型3モデルを発表 CDMSの製品ラインアップを拡充

Posted on 2026/11/03



「MODEL A+」「MODEL K+」「MODEL K」を披露 リファレンスモデルは累計12車種に

Foxconn(鴻海科技集団)は、2026年10月30日に開催した「Hon Hai Tech Day 2026(HHTD26)」で、新たな電気自動車(EV)のリファレンスモデル3車種を発表した。SUVタイプの「MODEL A+」「MODEL K+」と小型ピックアップトラックの「MODEL K」で、EVの受託設計・製造サービス(CDMS)の製品ラインアップを拡充する。3車種はそれぞれ異なる市場ニーズに対応し、コスト競争力と設計の柔軟性を備えたプラットフォームを提供する。このうちMODEL Kは、日本の軽自動車(K-Car)に相当する小型商用車カテゴリーを想定している。

MODEL A+は、高付加価値SUVとして位置付けられ、インホイールモーター(In-Wheel Motor)技術とオプションの電子・電気アーキテクチャ(E/Eアーキテクチャ)を採用する。オフロード走行性能や室内空間の効率性に加え、アウトドアでの外部給電機能などを特徴とする。一方、MODEL K+は若年層やニッチ市場を対象とし、外観、内装、航続距離、E/Eアーキテクチャのカスタマイズに対応することで、自動車メーカーによる差別化されたEV製品の開発を支援する。
商用用途を想定したMODEL Kは、ラストワンマイル配送、移動販売、災害時の非常用電源など、幅広い用途に対応する。車体の架装や各種サービスとの組み合わせにより、企業や地方自治体などに多様な電動モビリティソリューションを提供する。Foxconnによると、エネルギー消費量やメンテナンス費用の削減を通じて、総保有コスト(TCO)の低減も図るという。

Foxconnはこれまでに、大型バス「MODEL T」、SUV「MODEL C」、高級セダン「MODEL E」、クロスオーバーSUV「MODEL B」、ピックアップトラック「MODEL V」、バン「MODEL N」、多目的SUV「MODEL D」、中型バス「MODEL U」、モジュール型Bセグメント車「MODEL A」を発表してきた。今回の新型3車種を加えると、リファレンスモデルは累計12車種となり、乗用車、商用車、公共交通など幅広い用途をカバーする。

新型車両に加え、電池材料、セル、バッテリーモジュール、バッテリー管理システム(BMS)から、E/Eアーキテクチャ、電動二輪車・三輪車向けパワートレインまで、幅広い技術開発の成果も紹介した。会場では右ハンドル仕様のMODEL Bも展示されたほか、本田技術研究所(Honda R&D)と三菱電機モビリティ(Mitsubishi Electric Mobility)が登壇し、Foxconnとの電動モビリティ分野における協業の進展について説明した。

FoxconnのEV事業最高戦略責任者(CSO)を務める関潤(Jun Seki)氏は、CDMSモデルを通じて顧客の製品投入までの期間短縮、開発コストの削減、新技術の導入を支援していく考えを示した。EV製品の多様化が進む中、Foxconnはモジュール設計と柔軟な製造体制を活用し、自動車ブランドや産業パートナーに対して、さまざまな車両カテゴリーに対応した開発の選択肢を提供している。



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